挨拶状や手紙を下溜まれる際に活用される時候。その季節にピッタリな時候を選ぶのって意外と難しい事となってしまいます。
そんな時候の一つには「小満の候」もあります。
なかなか耳に吸う事もなく、読み方や意味、活用出来る時期について解らない方も多いと思われます。今回は小満の候についてご紹介します。
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小満の候とは
小満の候の読み方は?
「小満の候」は「こまん」とも呼んでしまいそうになりますが、正しくは「しょうまん」と読みます。
つまり「小満の候は「しょうまんのこう」と読みます。
つまり「小満の候は「しょうまんのこう」と読みます。
小満の候の意味?
小満の候はなかなか耳慣れしない言葉ともなっており、どのような意味なのか把握している方も少ないと思われます。
その意味は「万物の命が満ちていく」という事となります。
草木だけでなく昆虫も生長してくる季節になったという意味合いとなっています。
何故、小満と呼ばれるようになったのかと言うと、麦の穂が生長する時期ともなっており、無事に穂が出る事を喜びとしていました。
穂が出てきた事で「少し満足した(安心した)」という意味から小満と呼ばれているとの説もあります。
小満の候はいつ使う時候の挨拶?
小満の候は草木や昆虫がしっかりと生長している時期を指す時候となっています。
特に生長が観かられる時期は5月頃となっており、5月の中でも5月21日から活用される時候で二十四節気の芒種の前日となる6月4日頃までの時候となっています。
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小満の候と同じ時期に使える時候の挨拶は?
小満の候は春の暖かさによって多くの生物が生長する時期ともなっています。
小満の候を使った簡単な書き出しの例文は?
小満の候を活用する機会はほとんど無いかと思われます。そんな小満の候を活用した書き出し例文をご紹介します。
個人宛:小満の候 ご無事でご活躍のことと存じ上げます。
団体宛:小満の候 皆様方におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
団体宛:小満の候 皆様方におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
まとめ
小満の候は生物の生長が観られる時期に活用される時候となっています。
5月下旬から6月上旬に掛けて活用される時候は数多くありますが、小満の候もその一つとなっています。
手紙や挨拶状を綴る際に是非活用して頂きたいと感じます。
また5月6月下旬頃から6月上旬頃に使える時候の挨拶は下の記事にまとめてあるのでそちらも参考にしてみてください。
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