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「小春日和の候っていつ使うの?」

春という漢字がついているから春に使うと思う人がたくさんいると思います。ポカポカと暖かくなってきたから今回の手紙は小春日和の候を使おうとか思って使ってしまいそうですよね?

しかし・・・実は小春日和の候は春に使うと恥をかいてしまったりします。

今回はそんな小春日和の候に焦点をあてて記事を書いてみました。

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小春日和とは?

センセイの画像

小春日和の候の読み方について

小春日和の候の読み方は「こはるびよりのこう」と読みます。

小春日和で一つの熟語となっていますし、春先になるとよく耳にする言葉でもあります。

読み間違えるということは少ないかと思われますが、日和をひよりと読み間違えないようにしましょう。

小春日和の候の意味について

小春日和の候は、「いよいよ冬本番の厳しい寒さがやってくる前に、穏やかで恵まれた天候なりましたね」という意味になります。

ですから初冬にもかかわらず、それを感じさせない気候の時期にだけ使われる挨拶ということです。

この小春日和という熟語には春という言葉が入っていることから、どうしても桜の咲くぽかぽかとした陽気が思い浮かんでしまうことだと思います。

実は春に小という字がつくと初冬を表すので、間違いないように気をつけたいものですね。

小春日和の候はいつ使う?間違って使ってしまう時期は?

小春日和の小春とは季節にすると春ではなく、実は初冬、十一月から十二月にかけてのことを指します。

一般的に小春日和と聞くとなんとなく三月四月の時期をイメージしますが、実は初冬の挨拶として用いられる言葉だったのですね。

十一月、十二月と言うとすでに秋を過ぎ、肌寒さが感じられる時期になりますよね。ですからそんな肌寒さを感じる時期にも関わらず、比較的穏やかな天候のときに使う時候の挨拶というわけです。

その小春に心地良い天気や晴天という意味の日和を足したのが、小春日和なのです。

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小春日和の候と同じ時期に使えるオススメの時候の挨拶は?

晩秋の候、暮秋の候などが似たような時期に使う時候の挨拶になります。

小春日和の候は春に使う言葉と間違って認識している人も多いので誰でもわかりやすい言葉を使うというのも選択肢の一つだと思います。

小春日和の候を使った簡単な文例は?

手紙の画像

小春日和の候を使った個人宛に使う時の例文は?

拝啓、小春日和の候、○○様におかれましてはお変わりないことと存じます。穏やかな小春日和が続く今日この頃、○○様、さらにご家族の皆様にはくれぐれもお風邪など引かれませんように心よりお祈り申し上げております。

小春日和の候を使った会社、団体宛に使う時の例文は?

  • 拝啓、小春日和の候、貴社におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  • 謹呈、小春日和の候、晩秋とは思えぬ穏やかな日が続いておりますが、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

あとがき

春とは三月から五月を指す言葉ですが、そこに小がつくだけで初冬になります。しかし小という漢字から、春先をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

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