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時候の挨拶の中で残菊の候という言葉をご存知ですか?

菊の季節と言えば秋と言うのは分かるのですが秋と言っても範囲が広いと思います。いつぐらいに使えばいいのか悩みますよね?

今回はそんな残菊の候という言葉の使い方についてまとめてみました。

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残菊の候とは?

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読み方は?

残菊の候は、「ざんきくのこう」と読みます。

初めてみた方でも、残菊を「ざんきく」と読める方は多いのではないでしょうか。

そこまで難しい読み方ではないのですが、「ざんぎく」と菊の部分を「ぎく」と読まないよう、注意してください。

残菊の候の意味について

残菊の候は、「菊の花も次第に散ってゆく季節になりましたね」や、「菊の花がまだ残っている頃」という意味があります。

菊は、夏と秋の二回、季語として使える言葉です。菊の花で季節を感じるというのは、なんとも日本人らしいのではないでしょうか。

菊は主に9月から11月にかけて、盛りを見せる花です。残菊と言うと、花の盛りの季節は過ぎてしまったけれども、まだ懸命に花開いている、という菊の花を想像することが出来ますね。

残菊の候はいつ使う?間違って使ってしまう時期は?

残菊の候は、主に11月に使う挨拶となっています。11月7日には立冬を迎えますが、晩秋から初冬にかけて使える表現です。

晩秋は、11月から12月上旬にかけての秋の終わりを感じる頃です。初冬は、正確な決まりはないですが、11月の上旬から12月中旬頃の冬の訪れを感じる頃となっています。

菊の花も11月には盛りを終える花となっているので、残菊というように、11月頃に使うのが良いとされています。

菊は秋の花だからと、9月や10月に使うのは、避けておきましょう。

残菊の候と同じ時期に使えるオススメの時候の挨拶は?

残菊の候と同じ時期に使える挨拶として、「夜寒の候」が挙げられます。

夜寒の候は、「よさむのこう」と読み、こちらも主に11月に使う挨拶です。残菊という言葉ではどの時期を指しているのか、なかなか分かりにくいという方は、ぜひ夜寒の候を使ってみてください。

本格的に夜が寒くなる11月には、ぴったりの挨拶です。

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残菊の候を使った文例

手紙の画像

個人宛に送る場合

・拝啓 残菊の候、秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
・拝啓 残菊の候、〇〇様にはますますご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
・拝啓 残菊の候、となりましたが、ご家族の皆様お元気でお過ごしでしょうか。

会社、団体宛に使う時の例文は?

・拝啓 残菊の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
・拝啓 残菊の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
・拝啓 残菊の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

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